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糸島空き家プロジェクトは、学生の手による糸島の空き家再生サークルです。糸島の空き家を、学生の手で改修し、学生自ら活用しようというプロジェクトを行なっています。ブログでは私達の活動状況を随時アップしていきます!ホームページはコチラ→https://sites.google.com/site/itoyaproject2011/
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2012年7月11日水曜日

☆焼杉ワークショップ開催☆


7月7日(土)焼杉ワークショップを開催しました!!


「焼杉」は伝統的な日本の外壁材として使われています。あらかじめ、表面を炭化させることで、耐火性、耐久性をもたせます。今回は杉材3枚を「三角組」することで、一気に燃やしてしまう伝統的工法に挑戦しました!

当日は、雨も懸念されていましたが、微妙に持ちこたえてくれました(良かった〜)。一般参加者7名+学び家メンバー16名が参加していただきました。学生から社会人まで幅広い年齢層の方々と一緒にワークショップをすることができました。

まず「学び家」についてのプレゼンを行います。これまでの半年を振り返ります。みなさん真剣に聞きいってます!



次に「きこりになろう」プロジェクトのプレゼン。今回のワークショップでは今年の3/3に開催した「きこりになろう2012」で切り出した糸島の間伐材を使用しています。自分の手で切り出した木材が、実際に建材として使用される!と意気揚々とプレゼンする青いつなぎを着たリーダー!



早速焼杉作りに取りかかります!あらかじめ2mに切りそろえられた杉材を3枚用意し、木材の向きに注意しながら並べていきます。



中に着火材(当日は新聞紙)をつめて、三角形に組み3カ所針金で縛っていきます。力強く止めないと木材がバラバラになってしまいますよ。。



着火!!!



着火後、「三角組」を垂直に建てて、空気を送って火を強めていきます。筒の先から黒煙がもくもくとでてきます。煙突効果で、ガンガン中の炎が上昇していきます。



ある程度すると、筒の先からオレンジ色の炎が吹き上がります!!!ゴゴゴゴ・・・と音をたてながら、支えている手にわずかな振動を感じるほど激しく燃えています!!!上から火の粉が落ちてくることもしばしば。。。





 炎が出てから約3分後「三角組」を勢いよく倒して、水で沈下します!煙にまみれながら均一に炭化した焼杉と対面!感動の瞬間です♪♪



 午前中は42枚14組の焼杉を作ることに成功しました!その後、参加者の皆さんとわいわい昼食!おなかすいてましたーー(><)



午後からは、先週作っておいた焼杉を長屋門に貼付けていく作業をしました。まず、幅に合わせて焼杉を切り出していきます。目つきが真剣です!ナイスチームワーク!



それを、長屋門に丁寧に貼付けていきます。どれも同じ長さに切ればいいってもんじゃなかったんですよね。。。。(笑)




そして完成した長屋門のファサード(正面)!!白(漆喰)と黒(焼杉)のコントラストが絶妙ですね〜〜〜焼杉は見る角度を変えるとキラキラと光るのがとても美しいです。焼きムラも味として残っています。ちなみに下の画像が改修前です。改修前はトタンが貼付けられていました。

   (after)

                           (before)


 休憩を挟んだ後、藤原さんと参加者から一言ずついただき閉会としました。学生と地域をつなげる活動をこれからも見守っていきたいというありがたい言葉を頂きました!!



長く充実した一日!!!参加者の皆さんお疲れさまでした!そして、ありがとうございました!!


そして最後に・・
今週末には「家具作りワークショップ」も開催します!(詳細はこちら
この機会に遊びにきませんか?お待ちしています!

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